当院では多くの心の問題や病気に対応していますが、中でも以下のことに注力しています。
当院で対応できる精神疾患とその治療法
当院では、うつ病や双極性障害、統合失調症、パニック障害、社交不安障害、強迫性障害、不眠症、摂食障害、認知症、パーソナリティ障害、発達障害などの疾患に対応しています。患者さんのご病気の種類やその状態に応じ、薬物療法やNLP、認知行動療法などのカウンセリング、森田療法、瞑想、リラクゼーションなどの治療法から、適切な方法を考えます。
生活改善と環境調整
精神疾患の治療は、患者さんの生活を改善したり、環境を調整したりすることで回復の助けとなります。具体的には、栄養バランスの整った食事や適度な運動、規則正しい生活を心がけたり、人付き合いや職場環境を変化させることも検討します。
患者さんがより楽になるためにはどうすれば良いかを常に最優先で考え、患者さんのほか、ご家族にもアドバイスします。
最低限の薬物療法
最近の精神科の治療にあっては、薬物療法に偏った治療が社会的な問題となっています。患者さんの症状や状態によっては薬の種類や量を減らすことができることがあります。患者さんの状態とご希望に応じて、適切な減薬の方法をご相談しています。こちらもご参考にしてください。
患者さんへの情報提供
精神疾患の治療のためには、患者さんがご自分の病気とその治療方法を適切に理解することが欠かせません。目に見えない精神的なものを理解し、対処するためには、正しい知識が重要なのです。当院では精神疾患に関する説明などが書かれたプリントをお渡しし、患者さんがご自宅でも実践できるように、緊張緩和のための瞑想やリラクゼーション、メッセージカードを使う方法などをお教えしています。