Q.
私35歳、彼40歳、息子(私の連子)12歳の三人暮らし。
10年間同棲を続けて来ました。 半年前から過眠症を患い、今年二月頃から彼は鬱病 かな?て気が付きました。彼は私とは一緒に居たいと言いますが半年間殆ど帰って来ませんでした。彼は自営業です。とは言っても建築で同級生1人を雇い2人でやっています。彼が帰れない理由に過眠症で車の運転が長い時間出来ないということです。休みの日曜日も連絡つけば帰ってくることも時々ですがあります。彼は事務所や車で生活をしていて栄養失調で顔つきも変わり果て昔とは別人になりました。 電話はほぼ繋がらずメールはたまに返信があります。私はたまにしか彼に会ったりしないので会うといけないと思いながらも仕事を辞めて欲しい話をしてしまいます。会うと言っても約束とかではなく着替えを取りにくる程度です。私は看護師をしているため彼と子どもを養う力は弱いですがあります。とにかく仕事を辞めて治療に専念して欲しいのですが、自営業のため今、休職しても復帰出来ないから辞めたくないといいます。彼は私に見捨てられるのが怖いと言いますが性格は以前に比べ攻撃的で私に無関心です。私は気にせず元気に過ごせるように振舞っていましたが今夜急に力尽きました。
この先どうすればよいのかわかりません。過眠症で交通事故を今年に入り四回起こしています。相手に怪我もない状態ですが仕事は車に必ず乗るので毎日不安です。殺人者にいずれなるような気がします。車の名義は彼がブラックのために私が名義人になります。車を無理矢理取り上げたい気持ちはあるのですが、彼は車がないと仕事が出来ないのです。私は彼が治療に専念出来る環境を作りたいと常に伝えていますが、この話になると塞ぎこんでしまいます。鬱病って人とのコミュニケーションが苦手だと聞きます。マイナス思考で自分のことしか言いません。もう心が折れてしまいました。
確かに仕事を辞めたらこの先彼は仕事は出来ないでしょう。自営業のため雇われる考えはないようです。しかし、命あっての人生だと思うのです。私の言葉も繋がらない。会いたくても会えない。この先どうしたらいいのか分からないです。どうか私にアドバイス下さい。
A.
大変お疲れ様です。彼がうつ病とのことですが、お伝えしていただいた限りでは、お気づきの通り、彼はとても生活に余裕がないようですね。電話はほぼつながらず、メールはたまに返信があるのとのことですが、ご質問者とのコミュニケーションすら少し負担になっており、自分のペースでしかできないのでしょう。つらいですが、そういう彼の態度によく耐えておられますね。いけないと思いながらも、仕事をやめてほしい話をしてしまうのですね。彼は聞いてくれませんが、命の危険があるのですから、やめてほしくて当たり前ですね。ただ、必要な話すら、彼の気持ちを思いやり、いけないとは思っているお気持ちが素晴らしいと思います。彼は以前より攻撃的で無関心ですが、ご質問者の方に見捨てられることが怖いといっているのですね。彼は余裕がない中でも、あなたを頼りにしているのでしょう。今夜力は尽きたとのことですが、気にせず元気に過ごせるようにふるまっていたのですね。大変でしたが、ご質問者の方の愛情に頭が下がります。彼の具合が悪い中で、ずいぶん頑張っておつきあいしてこられたから、力が尽きるように感じて当たり前なのです。それは努力の証なのだと思います。彼は今年になり交通事故を4回起こし、それでも車には毎日乗り、しかも車の名義はご質問者の方になっているのですね。いくら彼が仕事をしたいといってもご質問者の方が、車を取り上げたいのは当然でしょう。しかし、うつ病になった場合には、おっしゃる通り、普通のコミュニケーションが苦手になり、コミュニケーションで疲れやすくなります。また、マイナス思考で人の話を聞く余裕がなく、自分のことばかり話すようになります。本当によくわかっておられますね。そのとおりなのです。おそらく今、彼は正常で冷静な判断ができずらくなっているものと思います。しかし、そのなかでもご質問者の方が彼と粘り強く付き合ってこられたことが、彼にとっては救いになっていたように感じられてなりません。今の時期は、お気づきの通り、彼に仕事をやめるようにお伝えしても拒むでしょうから、本人に何か意見を言うのではなく、ご質問者の方の体調やお気持ちをお伝えし、そのうえで、協力出来ること、出来ないことをお伝えしたほうがいいと思います。なかなか彼と話ができませんが、落ち着いて話せるときに、お伝えしてもいいでしょう。たとえば、彼の具合が悪い時期がまだ続き、事故をもう一回でもおこしかねないのであれば、車の運転はやめてもらう、あるいは車を使わない仕事をしてもらう、少なくとも車の名義を変更してもらう、といったようにです。ご質問者の方は、不眠があり、不安が強く、涙がでるとのことですが、事故を起こし続けている彼が意見も聞いてくれず質問者の方の名義の車で運転し続けているのですから、不安や不眠があって当たり前なのです。もう十分すぎるほど彼とおつきあいしてきているのです。結局、うつ病を乗り越えるのは彼なのです。ご質問者の方を含め、周囲の方が出来るのは協力だけです。ただ、その協力についても、自営の仕事をやめる不安が強い彼に対して、ご質問者のかたは、自分の不安に無理に耐え、ずいぶん協力をなさってきたように思います。ご質問者の方を頼りにしている彼も、あなたがこれ以上疲れ、仕事にまで影響が出てしまえば困ることでしょう。あなたが我慢しすぎないこと、あなたの状態とお気持ちを彼に少しでもわかってもらうこと、あなたが楽でいられる条件をお伝えすることが、彼のためにもなると思います。これ以上、命あっての人生ということを彼がなかなか理解できないようでも、それは彼の問題なのです。ご質問者のかたは十分頑張っておられるのでもう無理をしないようにしていただければと思います。ご質問者の方ができることは、彼に対する協力と、ご自分の健康を守ることであって、彼のうつ病を治すことではありません。また、不安が強いときには深呼吸してください。今、彼と付き合うことはご質問者の方にとってご負担になっているようですから、彼とは疲れている時ではなく、お互いに落ち着いているときに話し合うようにしてみてください。いままで彼のために耐えて頑張ってこられており、人に対するご配慮と理解力に富み、愛情深く、聡明なご質問者の方であれば、必ずまた元気になれると思います。すごく頑張ってきた自分もいたわりながら、無理をしすぎず、おつきあいしていただければと思います。